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2009年8月

2009年8月30日 (日)

自宅のBBたち

最近の記事は実家、畑ばかりだったので久しぶりに自宅のBB情報です。今日は春先に与えて以来サボっていたのと、これから涼しくなりさらなる成長を期待して追肥を行いました。私が使っている肥料はBBHさんの「コーティング化成 100日溶出N:10%P:18%K:15%総合微量要素入り」です。春先に与えるときは樹皮マルチの下へ置きますが、与える時期が遅いので、効きが悪くなるようマルチの上へパラパラと振りかけてます。今の自宅の状態は↓

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停滞している苗もありますが、みんなそれなりに成長してます。

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懲りもせず株元シリーズです。↑の画像2枚は4年生の期待の「星」で、コンテナにお住まいです。シュートは真っ直ぐ上へ伸びてから開帳します。こういう樹形を半直立性(大関のカタログ)というんですね。。特に支柱を立てなくても樹形がまとまる特待生です

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↑の画像2枚は3年生のミレニアでコンテナにお住まいです。シュートが多発しますが枝質が柔らかいので支柱で固定しないと開帳してしまうちょっとぐれた子です。

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5年生のあまつぶ星でコンテナにお住まいです。樹形は半直立性というやつです。この品種はある程度大きくなると樹勢が強くなります。

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5年生のおおつぶ星でコンテナにお住まいです。あまつぶ星と比較すると、やや開帳し、気難しいところがあります。

明日、台風が直撃しそうです。防風ネット内の苗は問題ないですが、自宅と実家の苗は暴風になると枝折れが多発しそうです。大鉢になると事前に倒しておくことができないですからね。

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想像してみてください・・・サザンハイブッシュ系

そろそろマンネリ化してきましたが、せっかく撮った画像があるので載せます。

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1番手はサザン系の標準品種オニールです。6年生で100ℓにお住まいです。オニールは上部からのシュートの発生が多いですが、成長優先にしてある程度大きくなると株元からもシュートが発生します。基本は直立性ですが上部では横にも広がります。

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私のお奨め品種リベイルです。6年生で100ℓにお住まいです。この子もセントクラウド同様、分岐した枝も上へ伸びて場所を取らない優等生です。コレクターなら1本は必須でしょう

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6年生のブレイデンでコンテナにお住まいです。我が家の住人になったのは↑のオニールと同じ日ですが、成長に大きな差がでました。今は調子を崩してます。今年沢山実を付けたのですがブレーレイのように回復しません。でも悪化もしません。秋に植え替えて剪定したら復活するかもです。この品種も割りと小じんまりして、実も美味しいので残したい品種ですが自根は難しいです。

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5年生のマグノリアで100ℓにお住まいです。この品種はウッダードのサザン版のように思いっきり開帳しますがサザン系の通常品種の中ではシャープブルーに次いで育てやすいです。実は大粒ですが、味は好みが分かれるかもしれません。

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3年生のシャープブルーで、100ℓにお住まいです。この子の親はコウモリガにやられて枯れてしまったのでこの株は2代目です。この品種はサザン界のホームベルと言われるほど育てやすく樹勢が強く、中粒ですが豊産性で実も美味しいので我が家では5本体制で実を量産します。ただ完熟させないと酸味が強いので、防鳥ネットがないとこの品種の本来の味は引き出せないです。大関のカタログでは開帳性となってますが、さほど高くならないし、支柱で固定すればシュートは真っ直ぐ上へ伸びるので樹形を整え易いです。

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2009年8月29日 (土)

想像してみてください・・・ノーザンハイブッシュ系その2

続編です。ハーフ系も入ってます。

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5年生のデニースでコンテナにお住まいです。昨年は停滞していたので幹がちょっと細く1本幹です。こういう株をコウモリガにやられたらもんです。この品種も上部は開帳します。

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4年生のダローで45ℓにお住まいです。株元からシュートは1本しか出てませんが、もう少し上の方から4本でてます。上部が繁っているので来年はもう少し幹が太くなってくれるでしょう。たぶん。

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5年生のエチョータでコンテナにお住まいです。コウモリガの記事にも出てきた株で回復期があったので5年生の割には小さいですが、今は元気です。この株も上部は繁ってます。

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5年生のブルーチップでコンテナにお住まいです。「こまった苗たち」の記事に出てきた株です。 ブルークロップより育て易いらしいが、そういう印象は無いです。なかなか大きくならず、幹も細いです。

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5年生のデュークでコンテナにお住まいです。何を勘違いしたか思いっきり実を付けさせてしまい、成長が止まりシュートがでません。ブルーレイのようにはいかないです。直立性らしいが上部は開帳します。早生種の中では実が美味しく一押しです。

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4年生のセントクラウドで45ℓにお住まいです。さすがハーフ系サッカーが出てきました。この品種は直立性で分岐した枝も上へ伸びてくれる素直ないい子です。実も美味しいのでお奨めです。

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5年生のチッペワでコンテナにお住まいです。この品種はハーフの割にはノースランド同様結構大きくなります。直立性らしいがシュートの枝質が柔らかめなので支柱で固定しないと開帳してブッシュになります。

と、ここまで株元ばかりを紹介してきました。実は株全体も撮影したのですが、背景に同じような株があるためゴジャゴジャして判りにくかったので載せるのは止めました。樹形がどのようになるかは、自分で育ててからのお楽しみにしてください

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畑全体の記事を書こうと思ったら・・・その後

その後シリーズが続きます

今回は「畑全体の記事を書こうと思ったら」の記事に出てきたブルーレイのその後です。

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一昨年に調子を崩し2年間植替えしておらず、今年剪定せず大量に実を付けさせて処分しようとしました。大量に実を付けたので葉が小さいですね。これまでの考えなら枯れても不思議じゃない状況です。

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しか~し、意外にもちょっと太いシュートが出ました。しか~も↓

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もう1本出てきました。先に出たシュートも2次成長しているし、去年までの摘花しての成長優先、回復優先はなんだったんだ~。実をならせすぎたしょぼい葉でシュートが出てきたのは初めてなので、よくわかりません。(通常、多くのハイブッシュ品種でこのようにすると枯れるか、さらに悪化しますからね。まねしないでね)

過去には実をならせていないブルークロップが、しょぼい葉の状況でシュートが出てきたことがありますが、最後の力だったのか20cmぐらい伸びたところで成長が止まり、その後枯れ始め、結局さらに悪化して処分してます。今回のように再成長するのは強靭なブルーレイだからなのか?普通は入らない成長のスイッチが入ったのか

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2009年8月27日 (木)

想像してみてください・・・ノーザンハイブッシュ系その1

我が家でコンテナ、45ℓ~100ℓ鉢にお住まいの自根ノーザン系品種の株元を紹介します。株元の幹の状態から概ね全体の樹形が想像できますよ。・・・たぶん

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4年生のブリジッタで、コンテナにお住まいです。幹間は上に向かって開いてますね。開帳性でしょうか。いえいえ、準?直立性です。

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何度も登場している5年生のカロラインブルーで100ℓにお住まいです。ある程度上へ伸びてから開帳する直立開帳性という分類でしょうか。

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5年生のレカで100ℓにお住まいです。右の幹以外は真っ直ぐ上へ伸びてます。きれいな直立性です。

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5年生のデキシーで100ℓにお住まいです。この品種も上の方で開帳します。

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4年生のアイバンホー?でコンテナにお住まいです。本物かは判りませんが比較的育てやすく実もそこそこ美味しいです。この苗も直立開帳性です。

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5年生のプルでコンテナにお住まいです。この品種は割と下の方から開帳します。

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5年生のコビルでコンテナにお住まいですが調子を崩しているので細いままです。この品種は上の方で開帳します。調子悪いくせにサッカーが出ました。今年の冬に主幹を剪定したほうが去年のシュートや出てきたサッカーが来年大きくなりそうです。

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5年生のバークレーでコンテナにお住まいです。この品種も上のほうで開帳します。ある程度までは直ぐに大きくなりますが調子を維持するのが難しいです。今は調子を崩してます。

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5年生のエリザベスでコンテナにお住まいです。この品種はシュートの枝が柔らかいので支柱で固定しないと横へ伸びてしまいます。支柱で固定すれば分枝しない直立性、固定しないと横に伸びて分枝する開帳性。

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7年生のジャージーで100ℓにお住まいです。この株は栽培初期から唯一生き残っているハイブッシュです。この品種はデライトのハイブッシュ版といえるほど支柱を立てなくても真っ直ぐ上へ向かって伸び2mを超えています。シュートも多発しますが、結実率が悪く困りモンです。

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星は星でも違う星・・・その3のその後

水切れによりシュートの先端や葉が枯れて、かつ鉢増しした「その3」苗のその後です。

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もちろん枯れていません。

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シュートや葉の枯れも広がっていません。それどころか↓

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復活しました。予告通り2週間で回復です。

本当は、「その3」記事であんなこと言って「回復しなかったらはずかしい」とちょっとだけドキドキでしたが回復してくれて良かったです

このように多少の水切れなら葉が枯れても回復が早いです。過湿ではこうはいきませんからね。もちろん酷い水切れでは枯れてしまうリスクがありますが、良く言えば「そのギリギリを見極めて」、悪く言えば「いかに手抜きして」育てるのも楽しいですよ。

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2009年8月23日 (日)

ハイソ、ラビソ、ブラソ

BBソースが無くなったので新しく作ります。今回は、冷凍保管しているベリーを使って、今までやったことが無いハイブッシュ系ソース、ラビットアイ系ソース、ブラックベリーソースの3種類を作り、味を比較します。

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鍋手前左がハイブッシュ系で650g、右がラビットアイ系で620g 、奥がブラックベリーで400gです。

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ハイブッシュとラビットアイには約3割の砂糖190g、180gを入れ、ブラックベリーは濾すので砂糖をいれず火にかけます。

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約10分経ったのがこの状態。このあとブラックベリーはkurobonさんの真似をして濾します

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ブラックベリーは濾して、砂糖100gを加えてあと5分弱火でかけたのがこの状態。

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見づらい画像になってしまいましたが、熱湯殺菌した容器にいれて出来上がり。

家族全員で味見しました。結果は・・・

作ったその日の味見では全員一致でラビットアイが1位、ハイブッシュが2位、ブラックベリーが3位でした。

翌日に再度味見したところ、ラビットアイ3票(奥さん、長男、次男)、ハイブッシュ1票(娘)でした。私は、というハイブッシュとラビットアイ甲乙付け難いというのが正直な感想です。

ハイブッシュはソースにしても酸味が残っていて甘酸のバランスが取れていて美味しいし、ラビットアイは酸味が無いものの、甘くハイブッシュより風味が濃くなってこれまた美味しいです。ラビットアイは熱を加えることで皮からも風味が出ているのかもしれません。またソースだけを食べることはないので、何と食べるかによっても違うかも。プレーンヨーグルトと合わせるならラビットアイの方がおいしそうだし、甘いケーキならハイブッシュとか。酸味がきらいな娘がハイブッシュを選んだのが意外でした。こうなるとどちらが美味しいかではなく単なる好みですね。

ブラックベリーは不味いわけでなく、酸味が強め(未熟果が多いので)ですが風味もあり美味しいです。酸味が好きな人なら1位になるかも。

次はそれぞれ単体で作ったソースをどの比率でミックスしたら家族全員の好みになるか調べたいです。

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新顔たち・・・ラビットアイ編

去年購入したラビットアイの苗を紹介します。

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ラビットアイパテントのアラパハです。やっとサッカーが出ました。他の9本もサッカーやシュートが出てくるのが遅いのでこの品種の特性のようです。出てきてくれてホッとします。

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7月末に撮影したアラパハの実です。摘花もれの実なので本来よりかなり遅く、通常はクライマックスと同じ時期のはずです。ちなみに当地では早生の代表としてよく出てくるクライマックスよりプレミアの方が1週間ぐらい早いです。サイズは中粒で味はラビットアイとしては普通ですね。早生種で種子のザラザラ感がないのが売りでしょうが契約してまで欲しい品種かと聞かれれば今のところ微妙ですね。プレミアとさほど差がないような・・・。

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ラビットアイパテントのオクラッカニーです。この品種もやっとシュートが出てきました。この品種ものんびり屋さんです。

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例によって摘花もれの実です。小苗についた割にはカタログの説明通りの大粒です。食べて見ますね。パク、モグモグ、ゴックン。風味は普通ですが大粒なので食べ応えがあり、種子のザラザラ感がなく、まあ美味しいです。豊産性でコンスタントにこのサイズの実が取れるなら1本はあってもいい品種かな。でもラビットアイは数をならすとほとんどが中粒になるんですよね。

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国華園から購入したコロンブス3兄弟です。今現在は入手できなくなってます。購入時点は爪楊枝苗で小さかったのですが、今では高さでアラパハ、オクラッカニーを抜いています。こちらはせっかち屋さんです。こちらは摘花もれがなく今年は実がありません。「大粒で果実品質も優れている」(業者説明)らしいがさてどうでしょう。

国華園はたま~に、他では入手できない新品種を販売することがありますが、ほとんど半年程度で終了してしまいます。コレクターの方は定期的に必見ですよ。ただし送られてくる苗は爪楊枝苗なのに超高価で枯らすリスクも高く、本物かは判りませんからね。

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2009年8月22日 (土)

コウモリガの被害・・・去年編

去年、コウモリガの被害にあった苗がその後どうなったかを紹介します。

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一昨年秋に朝日園から購入した接木エリザベスです。幹周りを2箇所やられました。左側はカルスがコブのように膨らみましたが食害された形成層を覆うまでは行かず、幹の芯のみで辛うじて生きています。右側は食害された箇所だけにカルスができこちらは復活しました。

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3本の幹のうち、左が辛うじて芯のみで生きている幹です。葉が小さく調子悪そうです。他の2本は食害された箇所の上下からでた今年のシュートです。雨避けして午前中しか陽が当たらないため太陽の方へ向かって枝が傾いてしまいましたが、苗としては復活してます。

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大関の自根ハーバートです。カルスが出ましたが全体を覆うまでは行かず、中途半端な回復で地上部も悪いというほどでなく、良いというわけでもなくの状態です。

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↑のエリザベスと一緒に購入した朝日園の接木ブレイデンです。こちらは食害された箇所にきれいにカルスが形成され復活してます。

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台木からシュートが出ました。通常なら摘みますが根を育てるため今年はこのままシュートを大きくし、冬に剪定します。

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自根ハイブッシュで唯一復活した大関のエチョータです。画像中央のこぶのように膨らんでいるのが食害されてカルスが形成された箇所です。食害されたところがマルチとピートモスで埋まっていたことが良かったのかもしれません。人間のケガも乾かしてかさぶたにするより、乾かさず体液で覆ったほうが直りが早いらしいですからね。

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ミノウベル、修復完了!

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コウモリガの食害はほとんど株元ですが、唯一50cmぐらい上の箇所を食害されたパウダーブルーです。画像中央やや上の黒く盛り上がっているところです。これも修復完了!

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これも偶然、食害箇所がピートモスで埋まったブライトウェルです。食害された箇所が盛り上がってこれも完全復活してます。

このように、株周りだけの食害で幹内に侵入されていなければラビットアイや接木は自己修復して復活します。自根ハイブッシュは難しいですね。エチョータ以外は回復しておらず調子を崩して処分しています。ハイブッシュはピートモスで覆うのがいいのかもしれませんが実証はできていません。

幹内に侵入された場合、幹の太さによっては回復する場合もあります。早まって剪定しないでね。駆除は針金を使う方法と穴に殺虫剤を注入する方法がありますが、殺虫剤は使ったことがありません。

コウモリガは空中産卵するらしいので、予防するにはビニールハウスのような屋根を設けて、かつ成虫が入らないように4mm目程度のネットで囲む必要がありますが、現実的でないですね。今のところ事後対処しかないです

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今時のカロラインブルー

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ラビットアイの収穫ばかりで、取り残されたカロラインブルーです。前回登場した記事から収穫していないので1ヶ月樹に付いたままです。

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ここまでくると、さすがにしわしわになってます。これがハイブッシュの早生種やラビットアイならば腐敗や過熟しすぎて不味いですがどうでしょう。

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大粒はなく中粒、小粒ばかりですが食べてみます。

パク

モグモグ

ゴックン

・・・うまい~です。酸味が強いおかげか腐敗しておらず、7月の頃より少なくなった適度な酸味と甘みが調和して美味しいです。また今の時期ラビットアイばかり食べていたので、ラビットアイには無い風味の良さと濃さ、甘酸のバランスから改めてカロラインブルーは美味しいと思いました。ここまで実がもつならラビットアイの早生、中生種の本数減らしてカロラインブルーをもっと増殖したくなりました。10本あってもいいや

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2009年8月20日 (木)

水切れに注意!

当地の今年の7月、8月初旬は気温が高いものの曇り空が多く、それに合わせた水遣りをやっていましたが、お盆の頃から晴れが多くなり、ラビットアイのみならず、ハイブッシュまでも水切れ、鉢によってはカラカラになっています。

カラカラになってもその日のうちに水やりすればシュートの先端や、一部の葉が枯れるだけで済みますが、その後、水を吸わなくなるので面倒です。

乾燥気味に育てている方は、天気によって水やりの間隔を変えたほうが良いですよ。

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2009年8月18日 (火)

真っ黒な「きっとラヒ」

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一昨年に購入し、品種同定をさぼっていたラヒです。「BB大図鑑」では「ブルームが多くほとんど白っぽく見える」らしいですが我が家のものは真っ黒です。色づきもピンクというより赤から黒くなったので白いというイメージは私には無かったです。BBRさんのラヒもブルームが落ちかけている画像があるので、パウダーなどと違ってブルームが落ちやすい品種なのかもしれません。

画像では萼が残っているのでわかりにくいですが、萼あ部は五角形で、中央が凹んでおりラヒの特徴と一致します。また果柄が長く実が疎につく感じも一致します。

あと花が一致すれば個人的にラヒと同定するのですが、画像がなく確認できないので現時点では「きっとラヒ」とします。

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2009年8月16日 (日)

畑のBB収穫と招かざる侵入者

今日は畑のBBを2週間以上ぶりに収穫しました。案の定、樹上でしわしわになった実やティフブルーなどは落果が多くありました。さすがここまで樹上に付けておくとどの品種も甘く美味しいですが、ウィトゥだけは皮が硬く甘みもなく不味かったです。3年前に「BB大図鑑」と比較して本物と判断したんだけど、「果皮が柔らかめ」とあるから品種違いかな。

午前10時半から始めて午後2時までで約11k収穫したところで暑くて限界。お約束!通りうちの親に2kほど奪われました。生食用の300gほど残して全て冷凍庫行き↓

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え~と、これで何k入っていたっけ。1年間ソースを作るだけの量は確保できたような・・・。

ところで2週間以上も水やりのみで放置しておくと楽をさせてくれない事件が発生します。

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ベッキーブルーの幹内に強盗が侵入してました。

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プラスチックのネームプレートごと破壊しています。かなり強力な武器をもった強盗です。針金を釣り針のようにして穴の中に何回か出し入れしていると

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釣れました!コウモリガの幼虫ですね。この幼虫は毎年7月初めと今頃の時期に現れて強盗をはたらくばかりか、BBの命まで奪い兼ねないまさに強盗殺樹虫です。当然、判決は踏み潰しの刑です。他にも1本のラヒに2匹も侵入され、こちらはどちらも釣れないので、針金を真っ直ぐにして穴の中に何回か出し入れして刺殺刑です。強盗にあったこの程度の太さの幹は、たぶんダメですね。5cm以上奥に食害されているので、まもなく葉が黄色くなって落葉するでしょう。枯れはしませんけど、その後成長もせず、運がよければ株元からシュートがでますけど。

ところでこの幼虫はどこから侵入するのか全く不明です。文献などでは小さいうちは雑草等を食害し、ある程度大きくなると移動して幹を食害するらしいけど、NPポットは返しもあって登れないだろうし、成虫はネットが4mm目なので侵入できないだろうし???。現にネットを張ってからイラガの成虫は侵入できないため幼虫が全くいなく刺されたことがありません。以前45mm、30mmのネットを使っていた時はヒヨドリ、すずめ、イラガ、マイマイガ等の害鳥、害虫のオールスター総出演でしたけどね。・・・もしかして、卵を空中落下させてるのかな?

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去年(平成20年)の挿し木

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ハイブッシュ系の去年の春、夏挿しで増殖と保険用です。

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でこちらがラビットアイの春挿し。台木用です。

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こちらはラビットアイの夏挿し。これも台木用。一番右のでかい苗はオースチンのサッカーを掘って鉢上げしたものです。 オースチンはサッカーが出やすく台木には向かないですね。

これらは3.5~4号ポットにお住まいで水切れが激しくなってきたので植え替えます。

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鉢サイズが小さいだけで植替え方法は同じです。気持ち小苗ほどピートモスの比率が高いかな。7号CSポットから100均で買った鉢までいろいろです。

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オニールの根ですが、げ!水切れが激しいわけだ。植替えが遅すぎです。苗の数が多くなると1本1本の観察力が低下します。管理能力を超えた本数を持つことは「百害あって二利ぐらいしかなし」です。ちなみに二利のうち1つは、手抜きのノウハウが身につきます。2つめは手抜き故トラブルが多くその対処のノウハウも身につきます。でも大変ですからね。まねしないでね。

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2009年8月15日 (土)

星は星でも違う星・・・その3

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その2の記事の苗は、このところの猛暑で水切れしていないにもかかわらず葉が枯れてきたので結局廃棄しました。ところであまつぶ星は残り1本と思っていたら、去年リンナイさんより頂いた苗がもう1本あり、去年の挿し木の中に紛れ込んでいるのを見つけました

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ラビットアイの苗に紛れ込んでおり、適当な水やりしかしていなかったのでシュートの先端が枯れてます。

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根は傷んでおらず、新しい根もあるので回復するでしょう。植え替えるにはもう少し根の量がほしいところですが、その2の苗のスペースが空いたので植え替えます。

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というわけで、7号に植え替えました。

この程度の水切れならば、その後水切れさせなければ2週間程度で回復しますからね。水切れを恐れて過湿にする方が後々厄介ですよ。

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2009年8月13日 (木)

大関パテントより入手しにくい品種+番外

大関Nのパテント品種の多くが1本から購入できるようになり、入手しやすくなりました。そんな中、未だ敷居が高いのは、大関Nではスターとオザーク、国華園からたま~に短期間だけ販売される新品種、あとオーシャン貿易のパルメットー、カミール、バーノン、ハーモニー、メロディー(1品種10本~)ぐらいですね。

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これは去年のある期間だけ国華園から販売されたサザン系のパマリコです。超高価な期待を裏切らない爪楊枝苗でしたが、なんとかここまで育ってくれました。枯れたときを考えて2本購入したのですが、2本ともうまく育ち、1本しか購入しなかったサンプソンを枯らしました。うまくいかないものです

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パマリコの葉です。ハイブッシュ系にありがちな丸みのある葉です。今後どのような花を咲かせ、実をつけてくれるか楽しみです。

番外:

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今日ショッピングモールの中のゲーセンでゲットした新たなカピバラといろいろな金魚たちです。 カピバラは娘が、金魚は奥さんが熱くなり、これだけゲットするのに4000円以上使ってしまいました。ま~、娘も奥さんもニコニコしているから良かったですけどね。

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うまく育っている接木たち・・・その2

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これは、去年の秋にtemujinさんから送ってもらった九州産の接木です。さすがtemujinさんお奨めだけあって成長がとてもいいです。品種はブルークロップ2本、リベイル2本、コビル1本、サミット1本です。6月に7号から10号に鉢増ししさらに成長しています。

一番右の浅い鉢は去年の春に近所の人にあげた2年生(今年3年生)のバルドウィンですが、不調になったので回復のため返してもらって代わりに私が育てた3年生をあげました。収穫優先で栽培自体に興味がないとラビットアイでも不調にさせてしまうんですよね。

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コビルの葉です。他の業者から購入したコビルの葉もこんな感じなのですが「BB大図鑑」のように凸凹ができません。まだ本調子ではないのかなあ。自根はうまく育たないので接木対象品種ですが、晩生種は自根でも接木でもダローの方がよく育つのでこの苗がダメならもうコビルは育てません。

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こちらはブルークロップ。不調3兄弟の自根ブルークロップと違いこちらは元気です。ブルークロップは私好みでできれば栽培を継続したいので、この接木には期待してます

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でも、もう1本のブルークロップはこんな葉です。鉢増ししたときの根は特に問題がなかったので原因がよく判りません。症状は今のところ悪化していないのでこのまま様子を見ます。

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こちらはリベイル。さすが接木、曇りばかりなのに伸びてます。自根は葉5枚程度しか伸びてません。

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サミットです。サミットは他にtemujinさん作接木が1本あります。自根でも比較的育てやすく晩生のセレクト品種です。将来はアーレン、オザークと比較したいですね。

九州産接木は、私が今まで購入した接木の中でも品質が優れているので、機会があればまた購入したいです。なんせ自分にはまだ自作する技術がないですからね。

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2009年8月12日 (水)

星は星でも違う星・・・その2

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「その1」の苗と同時に購入したあまつぶ星です。去年の3月に10号に鉢増しし、軒下で水やりだけして放置しても去年はそれなりに大きくなりましたが支柱を立てなかったので樹形がヘンです。爪楊枝苗がここまで大きくなりましたが、今年から雨のあたる場所に置いたら不調になってしまいました。

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根が弱っているときの典型的な葉ですね。

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一部根腐れがありますが新しい根もちょっと伸びているので、雨避けして少し剪定して乾燥ぎみに育てれば 回復しそうですが気が進みません。こういうことでもないと数を減らす踏ん切りがつかないので、いっそのことこのまま処分しようかなとも思います。あまつぶ星は他に推定5年生があるので1本あれば十分かな。ちなみに「あまつぶ」というだけあって「おおつぶ」よりは甘くそこそこ美味しいです。

日本の「星」は、通気性の良い用土で雨避けして乾燥気味にすれば育てやすいですよ。でもそこまでして残したい品種かと聞かれれば・・・ススカイ、スランド、スブルー、スカントリーですね。

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2009年8月 9日 (日)

絶不調な苗たち・・・その1

我が家にもある不調な苗をまとめてみました。

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井戸園芸産のコビルです。ここは3年生苗を5号ポットで育成しているので根がガチガチで案の定その後不調に成り易いです。大株でリーズナブルなのに残念ですね。せめて7号ポットに鉢増しすればいいのに。

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この葉の様子からでは根がダメでしょうね。あと、コビルは3年生ぐらいまでは調子よく育つのですが、4年生ぐらいになるとなぜか私の育て方では不調に陥ります。よって自根での育成は諦めて接木に移行対象品種ですが、なぜか接木にも同じような葉が出てます。

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大関産トロです。我が家に来て1年半になりますがほとんど成長しません。

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クロロシスが出てます。以前なら液肥をかけて回復を図るのですが、この苗は穂木を取ったら処分予定なのでなにもしません。そういえばジョイフル本田で7号のブルイン苗が5980円で売っていましたが、調子が悪そうでした。接木でも暑さに弱い品種かも。

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大関産ブルークロップ三兄弟です。三兄弟とも不調でうち1本は瀕死状態です。こうなると来たときの苗の状態が悪いわけでなく私の育て方がヘタということですね。この品種は自根はあきらめて接木に移行してます。

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まだましな葉です。湾曲するのがブルークロップの特徴ですが、花の大和産のブルークロップはこの湾曲がなく、小ぶりな真っ直ぐな葉です。

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瀕死な苗の葉です。色といいポツポツといい悪い尽くめです。こうなると回復しないので廃棄します。

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井戸園芸産ノースランドです。ノースランドは他に井戸園芸産が1本、大関産が1本ありますがこちらは元気に育っているので、やはり最初に来たときの苗の状態に問題がありそうです。

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この葉ではやはり回復は無理ですね。 この苗も処分します。

これまで110品種以上育てましたが、気難しく枯れたり処分した品種、味で除外した品種等で今現在は89品種まで減っています。まだこれでも多すぎるので60品種まで絞り込む予定です。

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自宅のパテント品種たち・・・その1

続編が出ないのにまたまた新たなシリーズです。(そういうのはシリーズとは言わないとの声が聞こえてきそうですが)

で、今回は、自宅にある期待の「星」以外のパテント品種です。植栽場所を自宅にしているので、無断で場所の移動はできませんが、近い将来、変更の手続きをして畑に移動する予定です。

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6月に7号から10号に植え替えたエメラルドです。太いシュートが出てくれました 。通常は下から30cmぐらいのところで剪定するのですが、このまま育ててどのような樹形になるのか興味があるのでそのままにしてます。車枝の樹形になるか、サンシャインブルーのように細い横枝が多発するか。この苗は太い1本のシュートなので10本中一番高く成長しましたが、他の9本はシュートが何本か出た分シュートの伸びが遅く、この苗の半分ぐらいの高さです。

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エメラルドの葉です。この葉に凸凹ができたらシャープブルーの葉になるぐらい似ています。

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まだ植え替えていない7号のエメラルドの根です。鉢の上層より底によく根が張っており、シュートが出る苗は共通してこんな根です。通常なら鉢増しするのですが10号鉢が無いので空き待ちです。

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サファイアです。この品種は10本ともシュートが出ず、頂上付近から枝が伸びてます。サファイアは全て10号に植替え済みなので根の画像は無いのですが、エメラルドのように底に向かって成長しているのではなく、全体的に薄く根が張っている感じでした。このような場合、今年はシュートが出なくても来年春に太いシュートが出てくることが多いです。

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先週、植替えしたミレミアです。根体を崩していないので成長が止まらずシュートが伸びています。今年はこのまま成長させ、葉が落ちたら畑に移動する予定です。空いた場所にはオザークブルーをおく予定でしたが、今年はキャンセルしたので来年。来年は1本からの販売になりますように・・・でないと、お金と管理が大変!

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2009年8月 6日 (木)

ミノウベルって・・・

去年、keiさんのブログ経由で大量に苗を配ったミノウベル、元々この品種って「ある既存品種なんじゃないの?」と疑いを持っていましたが、個人的には確信しました。樹形、実の見た目の特徴、成熟期、風味、結実率の悪さが同じです。

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↑の画像2枚はある既存品種の実です。

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で、こちらがミノウベルの実。ある既存品種と同じ独特の風味でとても美味しいです。早摘みしても酸味は少ないです。

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で、こちらがミノウベルの樹形、株間が狭すぎて全体が撮れませんが、極めて強い立性です。

ミノウブルーも、あるT-1xxとそっくりで、食べ比べたら未熟果も成熟果も同じ味でした。そもそもミノウシリーズって、誰かが実生から育ててたまたま既存品種と酷似したのか、それともスパータン、スパルタン、スパータングローのように1つの既存品種に適当な商標名を付けただけなのか。どうなんでしょうね?

追加:のび家の3年生で子沢山↓

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2009年8月 5日 (水)

初めての地植え

と、いっても最近やったわけでなく、去年の5月だったかな。土地も私のものでなく、お付き合いのある保育園さんの土地へ植えるため、苗と杉皮を私が提供しました。植えつける場所が粘土質のガチガチ用土で水はけが悪そうだったので、私と用務の方が直径1m、深さ1mの円筒状の穴を掘り、底に溜まった水が根が付かないように下80cmは杉皮を入れてます。植え付けは先生と園児ががんばってくれピートモス+杉皮用土で植えつけています。これが現在の状態↓

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さすが地植え、我が家のポット苗より葉色がいいように見えます。

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多分ホームベル。

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実を生らさなかった去年はシュートが多発しました。

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他の品種はガーデンブルー、コースタル、キャラウェイです。冬に剪定して以来、草むしりをするだけでほったらかしなので枝が暴れてます。ところで上の画像3枚目、頂の葉が黄色くなっているので良く見てみると↓

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我が家でも毎年何本か見かける光景です。剪定鋏も針金もないのでとりあえず枯れた枝で穴を塞いで明日昇天していただきます。

と、このように我が家で余剰になった大株は、いろいろな方に配ってます。大株だと貰い手が結構いて、地植えにしてもらえば鉢が戻ってくるので、その鉢に新たな苗を植えることがことができます。

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2009年8月 2日 (日)

ピートモスの産地

今日の植替えでは初めてカナダ産のピートモスを使いました。

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最近使っているのはサハリン産ですが、いつも購入しているカインズホームでサハリン産の取り扱いが無くなりラトビア産に代わっていたので、他を探して見つけたのがこれ↑。ラトビア産は過去に使ったことがあり、保水が良すぎて過湿になり調子を崩しやすいので避けていた産地。今回のカナダ産は保水力はラトビア産と同等らしいが使ったことが無いのでお試し。ま~、植え替えたミレニアは雨避けするから大丈夫でしょ、多分。

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これが今回使ったカナダ産。思っていたより目が荒く不純物もそこそこ。私にとってはいい感じだけど、もう少し繊維が硬かったらよかったかな。

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こちらがいつも使っていたサハリン産。長めの繊維や硬めの繊維、不純物が多いことで通気性が確保され、腐食しにくく私のお気に入り。でも水持ちは最悪ですからね~。

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こちらがラトビア産。目が細かく繊維も柔らかい、不純物もほとんど無い。ピートモスとしては高品質なのかもしれないが、私には不向き。

で、このカナダ産。農家向けのお店で購入したのですが107ℓ2850円でした。カインズホームでラトビア産が以前より値上がりして100ℓ1880円、去年購入したサハリン産が170ℓで2380円と比べてもかなり高めです。用土に杉皮を使うようになってから以前ほどはピートモスを使わなくなりましたが、5袋単位で購入するので安いほうがいいですからね。残りはラビットアイに使います。サハリン産はやく復活してくれ~。

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私流植替え方法の紹介・・・その2

今回の植替えは、10号からコンテナへの植替えです。

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植え替えるのはミレニア5本です。水切れが激しく、葉先やシュートが枯れるので今植え替えちゃいます。最近10号からの鉢増しは45ℓ、60ℓポットへの植替えが多いのですがこれらは接木やノーザンハイブッシュ用に使っているので、比較的強健なミレニアはコンテナへ植え替えます。

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使う道具はこちら。いつも使うピートモスはサハリン産ですが、今回はカナダ産。

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まず、防草シートをコンテナの大きさに合わせてカットし、コンテナの内側に当て100均で買った大き目の洗濯ばさみで固定します。

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そこに杉皮を半分まで入れ、苗が入るところだけ杉皮を凹まします。

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植え替える苗をポットから抜いてみると、いい具合の根張りです。

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杉皮100%の底にも根が張ってます。

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凹んだ場所に苗をいれ、杉皮+ピートモス用土を少し入れて1度水を張ります。

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あとは「私流植替え方法の紹介」と同じように用土、マルチ、支柱を立ててできあがり。

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今日は結構涼しかったので5本いけました!

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植替えで空いた10号には、7号のサファイア、接木を植え替えたのでお昼から始めた作業は6時を過ぎてしまいました。全部は軒下に置ききれず、接木、残りのミレニアは露地置きです。

体は疲れましたが、大きくなることを期待しての植え替えは楽しいです。

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2009年8月 1日 (土)

乾燥気味用土の奨め

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大関産ダローです。10号にお住まいでしたが水切れが激しく葉先が枯れるので6月に45ℓポットに植え替えてます。

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植え替えて1ヶ月でシュートが出てきました根が伸びてる証拠ですね。このように多少水切れして葉が痛んでも、過湿よりは回復が早いです。

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大関産エチョータです。去年夏に株元の幹周りをコウモリガらしきものに食害されたため、雨避けして水やりだけして放置していたら食害された箇所はカルスが形成され復活してました。陽のあたりが少なかったため枝がひょろひょろですが新しいシュートも出てます。この株も結構用土が乾いてます。

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ニッポンN産セントクラウドです。風味が濃厚で美味しい品種です。この株も乾燥しすぎて葉先が枯れたり葉が赤くなりましたが、植替え後、回復しました。ただ9号から45ℓへの植替えなのでサイズアップが大きすぎ、過湿気味かも。シュートが出ません。

乾燥気味用土は成長、回復に良い反面、水やりが遅れると落葉し枯れるので夏場、最低2日に1回見回れない人は挑戦しないでね。

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こまった苗たち・・・その1

これまでも「その2」の記事がでたことがないけど新シリーズです。ここでは「う~ん」な苗たちを紹介します。

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大関産のブルーチップです。梅雨に入るとこのような症状が多発します。だからといって落葉するとか、調子を崩すとかは無く、見栄えが悪いだけでハイブッシュとしては育てやすいです。果実品質はハイブッシュ系の中でも上位らしいですが、当地ではまだその実力がでていません。雨避けして症状が出なくなればいいのですが、それでもあと1年~2年で実力が発揮されなければリストラ対象かな。

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HCで購入した花の大和作ブルークロップです。45ℓポットにお住まいです。大株で生育がいいのになぜかというと、品種違いが濃厚だからです。ラベルの取り違いなのか、穂木取り用の親樹が品種違いなのか?。ハイブッシュには間違いないのですが何の品種なのかわかりません。ブルークロップはこれまで大関、ニッポンN等の苗を育てましたがいずれも成長が悪く、唯一この苗だけ生育がよく期待していたのですが・・・。まあ不明品種でも丈夫で美味しい実をならしてくれれば残すんですけどね。

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井戸園芸作アーリーブルーです。アーリーの一般的な見解は「果実品質に優れる反面、暑さに弱い、気難しい」なので当地では育たないと思い購入が後回しになりました。雨避けして、半日日陰の場所で育成したらシュートが出て大きな葉になりましたが・・・、これアーリー???酷暑の当地で順調に育っているのも???もしかして私って気難しい品種育成の天才!・・・いや、それは無い。スパータン、ブルータ、ミスティ等枯らしているし。品種疑惑な苗があると育成する気がします。

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